大阪社会福祉史研究会

定例会

定例会の予定 ー Plans

第80回 大阪社会福祉史研究会のお知らせ

日時 2024年5月25日(土) 午後2時~午後4時半
報告者 井ノ元はるか氏(大阪公立大学大学院)
テーマ 米騒動(1918年)を契機に大阪で創設された方面委員制度のもと、方面委員らは「善き 隣人」として多くの貧困者および貧困家庭の救護に努めてきた。委員らの存在とその経験 の蓄積は、救護法の制定(1929年)として結実したが、施行された同法の具体的な運用実 態や、そこで生じていた諸問題については、これまで十分に解明されてきたとは言い難い 。多様な方面活動のなかでもとりわけ救療活動に注目する本報告では、『大阪府方面委員 事業年報』に記載された事例をもとに、救護法制定後の貧困病者とその家族の生活と、彼 ・彼女らに施された救療および救護の内実を、同法制定前との連続も踏まえながら明らか にする。その際、室戸台風(1934年)の来襲を一つの画期として捉える。 ご多忙のことと存じますが、ぜひ多くの皆様にご出席いただけますと幸いです。皆さま 、お誘いあわせのうえ、ご出席のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
場所 関西学院大学 梅田キャンパス 14階 1005教室
資料 第80回 大阪社会福祉史研究会のお知らせ

定例会の実績

第79回 大阪社会福祉史研究会のお知らせ

日時 2024年1月 27 日(土) 午後2時~午後4時半
報告者 樋原 裕二 会員
テーマ テーマ: 「方面委員登場以前の地域における相談援助の担い手の活動内容ー 明治期の和歌山県南部の地方紙の記述よりー」 報告者: 樋原 裕二 会員
場所 西成市民館 3階 会議室(集会室)A  〒557-0004 大阪市西成区萩之茶屋2-9-1
資料 第79回大阪社会福祉史研究会お知らせ

第78回 大阪社会福祉史研究会のお知らせ

日時 2023年7月 22 日(土) 午後2時~午後4時半
報告者 樋上恵美子 氏 (部落問題研究所)
テーマ 「実業補習学校、初等教育終了後の少年少女の学校 ―関西圏を中心に―」
場所 西成市民館 3階 会議室(集会室)A  〒557-0004 大阪市西成区萩之茶屋2-9-1

第77回大阪社会福祉史研究会(総会)のおしらせ

日時 2023年3月25日(土) 10:00-12:00
報告者 総会-会員
テーマ 平素は研究会の活動にご理解・ご協力を賜りまことにありがとうございます。 第77回の研究会は、総会を実施し、今後の会のあり方について皆様と議論を深められた らと考えております。 今回は、非常に重要な提起を運営委員会からさせていただく予定となっており、ぜひ多 くの皆様にご参加頂きたく存じます。 年度末でご多忙のことと存じますが、万事お繰り合わせのうえ、ぜひご参加のほどよろ しくお願い申し上げます。
場所 ZOOM-メールにてURL記載
資料 第77回研究会(総会)お知らせ

開催実績|第75回 大阪社会福祉史研究会

日時 2022年11月19日(土)午後2時~午後4時半
報告者 奥村晴彦氏(大阪社会医療センター、精神保健福祉士)
テーマ 今回は、大阪社会医療センターの50年のあゆみについて、約40年MSWとして勤めてこられました大阪社会医療センターの奥村晴彦氏よりお話しいただきます。大阪市西成区、釜 ヶ崎の地で1970年に開院した大阪社会医療センターは、無料や低額で地域に密着した医療を行ってきました。また、先日、50年の歴史をまとめられました。初代院長の本田良寛医 師について、釜ヶ崎と医療、感染症、暴動、といったことや、歴史をまとめるときのご苦労など、さまざまな観点からお話を伺いました。
場所 西成市民館 3階 会議室(集会室)A (ZOOM併用)

開催実績|大阪における市民館100年の歩み~セツルメントと市民館の歩みをたどる~

日時 2022年8月28日(土)14:00-16:00  
報告者 永岡 正己他
テーマ (大阪市社会福祉研修・情報センター より引用)  大阪の社会福祉の取り組みは、物事に柔軟に対応した、自由で、なおかつ現実的な姿勢があり、全国に先駆けた実践が多くある。大阪の福祉に取り組んだ先達から学び、これからの大阪の社会福祉を推進する目的で開催された。
場所 大阪市社会福祉研修・情報センター5階 大会議室